新築内祝いで使う「のし」完全マナー解説と書き方ガイド

query_builder 2025/04/06
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06新築 内祝い のし

新築祝いのお返しとして「内祝い」を贈る際、意外と悩ましいのが「のし」の書き方やマナーではないでしょうか。特に、表書きの選び方、水引の種類、内のしと外のしの違いなど、形式に関する判断は簡単ではありません。大切な贈り物だからこそ、マナー違反や失礼な印象を与えたくないというのが本音だと思います。

 

実際、贈り主としての自分の名前の書き方や、連名・夫婦・家族単位での正しい表記方法に悩む方も少なくありません。さらに、郵送か手渡しかによって「のし紙の掛け方」が変わる点も、初めての方には難解です。相場や贈り方の「正解」が分からず、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

 

本記事では、全国のギフト専門店や贈答マナーに詳しい監修者の知見、公的機関のデータをもとに、新築内祝いでの「のし」の正しい使い方と意味を、マナーの基本から最新の選び方まで徹底解説します。

 

最後まで読めば、内のしと外のしの違いがすっきり理解できるだけでなく、あなたが選んだ品物にふさわしい「のし紙」の掛け方と、失敗しない贈り物マナーが身につきます。贈る相手に好印象を与え、安心して新生活のスタートを迎えたい方は、ぜひ読み進めてください。

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新築内祝いにおける「熨斗(のし)」とは?意味と必要性

新築祝いと内祝いの違いとは?

 

新築祝いと新築内祝いは、似たような言葉でありながら、意味も目的もまったく異なります。新築祝いとは、親族や友人、職場の同僚などから新居完成を祝って贈られる「お祝いの贈り物」です。それに対して新築内祝いは、新築祝いを受け取った側が、感謝の気持ちを込めて贈る「お返しの品物」です。

 

つまり、新築祝いは受け取る側、新築内祝いは贈る側の行動です。どちらにも贈答マナーが存在しますが、熨斗が必要となるのは主に内祝い、つまり「お返し」の場面です。特にフォーマルな場面では熨斗の有無が失礼にあたるかどうかを左右するため、明確な使い分けが重要です。

 

次に混乱しやすい点として、「内祝いはもらっていない人にも贈るべきか?」という疑問があります。現代では基本的にお祝いをいただいた方のみにお返しするのが一般的です。しかし地域や親族内の慣習によっては、広く内祝いを贈る文化も残っており、その場合も熨斗がついた品を贈ることで丁寧な印象を与えます。

 

このように、内祝いは単なる「贈り物」ではなく、感謝と礼節を表す行為であり、のしはその象徴的な役割を担っています。

 

以下に、新築祝いと内祝いの違いをわかりやすくまとめた表を掲載します。

 

項目 新築祝い 新築内祝い
贈るタイミング 新居が完成・引越しした際に贈る お祝いを受け取った1〜2か月以内
贈る相手 親族・友人・同僚など お祝いをくれた人へのお返し
熨斗の有無 必須ではない(つけても良い) 必須(マナーとしてつけるのが基本)
表書き例 新築祝、御新築御祝 新築内祝
金額相場 5,000円〜50,000円 いただいた金額の1/2〜1/3程度

 

新築内祝いは、お祝いへの返礼という性質上、熨斗の正しい扱い方が求められます。贈る側としては、「感謝の気持ちをいかに丁寧に届けるか」が評価されるため、熨斗に込められた意味やルールを正しく理解しておくことが大切です。

新築内祝いの熨斗の選び方 水引・種類・表書き・名入れ完全ガイド

熨斗の種類とデザイン 蝶結びと結び切りの違い

 

熨斗には複数の種類がありますが、新築内祝いにおいて適切なのは「蝶結び」です。これは何度繰り返しても良いお祝い事に使われる結び方であり、結婚や弔事には適さず、新築祝いのように人生の新たな門出を祝う場面に最もふさわしい形式です。

 

一方、「結び切り」は一度きりが望ましい儀礼に使われる熨斗であり、結婚、快気祝い、お見舞いなどが代表的な使用シーンです。誤って結び切りの水引を使用すると、「二度と繰り返したくない」という意味合いが強調されてしまい、新築祝いという喜ばしい場面では不適切となります。

 

熨斗の選び方には、見た目だけでなく背景にある意味の理解が不可欠です。特に目上の方や親族、ビジネス関係者へのお返しでは、そのデザインひとつで品格やマナーが問われるケースがあります。

 

以下の表に、代表的な熨斗の種類と用途を比較して整理します。

 

熨斗の種類 結び方 意味 主な用途
蝶結び 繰り返し可能 何度あっても良いことに使用 出産祝い、新築祝い、入学祝いなど
結び切り 一度きり 二度と繰り返さない方が良い 結婚祝い、快気祝い、弔事関連
あわじ結び 強く結ぶ 両者の結びつきが固く解けないことを示す 結婚祝い、目上の方への贈答

 

熨斗のデザインも年々変化しています。従来のフォーマルなものに加え、近年では「おしゃれなのし」「かわいいデザイン熨斗」などのニーズも増加しています。ただし、見た目の流行に流されすぎると、マナー違反になることもあるため、基本的なルールを押さえた上で選択することが重要です。

 

特にオンライン注文では、熨斗のデザインをテンプレートから選ぶ場面が多いため、「結びの種類」「水引の色」「用途」をしっかり確認しましょう。注文画面で自動的に適した熨斗が選ばれる場合でも、自分でチェックを怠らない意識が求められます。

 

水引の選び方 色・本数・結び方の意味

 

水引とは、熨斗紙の中央にある紐状の飾りであり、日本の伝統文化に基づいた儀礼の象徴です。その色や本数、結び方にはすべて意味が込められており、正しく選ばなければかえって失礼になることもあります。

 

新築内祝いでは、基本的に「紅白の蝶結び」が標準となります。この組み合わせは慶事を象徴し、繰り返しても良い祝い事を意味します。また、本数については「5本」が一般的ですが、より丁寧に見せたい場合は「7本」も選ばれます。

 

注意すべきは、弔事と混同される「黒白」や「黄白」の水引です。これらは絶対に新築内祝いには使用してはならない色となります。また、地域や家庭によっては「金銀」や「双銀」の水引を使う慣習がある場合もありますが、新築内祝いには紅白が最も無難で全国的に認知されている選択です。

 

特に郵送やカタログギフトなどで熨斗を自分でセットしない場合、店舗やECサイトで「水引の種類」「本数」「結び方」が選べるかどうかもチェックポイントになります。選択肢がない場合は、備考欄に明記することで希望に近い対応が受けられるケースもあるため、細やかな指示を怠らないようにしましょう。

 

表書きの書き方 新築内祝・御礼などの使い分け

 

表書きとは、熨斗の上段に書かれる文字のことで、贈り物の目的を相手に伝える重要な要素です。新築内祝いでは、贈る状況や相手との関係性によって、適切な表記を使い分ける必要があります。

 

基本となる表書きは「新築内祝」ですが、場合によっては「御礼」とするのがふさわしいケースも存在します。

 

注意すべき点は、「御返し」や「返礼」などの言葉は表書きに使用しないことです。これらは直接的すぎる表現であり、かえって無礼と受け取られる恐れがあります。また、表書きには略式の文字や崩し字は使わず、毛筆や筆ペンで丁寧に楷書で書くのが原則です。

 

現在ではプリンター印刷も主流になりつつありますが、それでも書体や配置バランスには注意を払いましょう。特に「新築内祝」と「御礼」は見た目の印象が大きく異なるため、TPOをよく考えて使い分ける必要があります。

 

オンラインで注文する場合は、選べる表書きの種類が限られていることもあるため、オーダーフォームでのカスタマイズ可否を事前に確認するのがおすすめです。

 

名前の書き方と注意点 家族・夫婦・連名の場合の正解

 

名入れは熨斗の下段に書かれる贈り主の名前であり、誰からの贈り物であるかを示す最も重要な情報です。名前の書き方には厳格なルールがあり、家族構成や送り先との関係によって適切な表記を選ばなければなりません。

 

贈り主が1人なのか複数なのか、家族単位か夫婦単位かによって書き方が異なります。

 

また、企業や団体名で送る場合には、法人名だけでなく部署名や代表者名を添えることで丁寧な印象になります。印字する場合でも、文字サイズや配置バランスに注意し、上段との間隔を取りすぎないようにしましょう。

 

さらに注意すべきは、「連名の順番」です。夫婦連名の場合は原則として男性を右に、女性を左に並べます。兄弟の場合は年齢順や社会的立場の順に従い、名前を並べますが、どちらかに偏らないように整えることも重要です。

 

特に、現代の多様な家族構成では、夫婦別姓やシングル世帯、LGBTQ+家庭など、名入れに対して配慮が必要なケースも増えています。そのような場合は、「贈る相手が読み取れるか」「違和感を与えないか」という観点を重視することが、現代のマナーに即した名入れ方法だと言えるでしょう。

熨斗のかけ方 内のし・外のしの正しい選び方と使い分け

内のし・外のしの意味と違い

 

新築内祝いにおける熨斗のマナーの中でも、意外と見落とされがちなのが「内のし」と「外のし」の使い分けです。どちらも贈り物に対して熨斗をかける方法ですが、その位置や見え方が異なり、それぞれに意味と適したシーンがあります。

 

内のしとは、熨斗紙を包装紙の内側にかける方法です。一見しただけでは熨斗が見えず、控えめな印象を与えることから「相手に気を遣わせたくない」「あくまで感謝の気持ちを伝える」という意図で使用されます。一方、外のしは、熨斗紙を包装紙の外側にかける方法で、誰が誰に何の目的で贈ったかが一目でわかるようになっています。フォーマルな印象を持たせたい場面に適しており、贈答の形式を重んじる文化や相手に配慮を示すために使われます。

 

以下に違いをまとめます。

 

項目 内のし 外のし
熨斗の位置 包装紙の内側にかける 包装紙の外側にかける
見た目の印象 控えめ、さりげない 丁寧、正式、わかりやすい
適したシーン 郵送・宅配、カジュアルな相手 手渡し、目上の方、フォーマルな相手
用途の例 新築内祝い、出産内祝い(配送時) 結婚内祝い、上司や親族へのお返し

 

近年は通販サイトなどでのギフト注文が一般的になっているため、配送されるケースが多く、内のしを選択するのが無難とされています。のしが外に出ていないことで輸送中の汚損も防げます。反対に、式典や訪問先での手渡しが想定されている場合には、外のしの方がより正式な印象を与えられます。

 

ただし、地域や家庭によっては逆の文化が根付いている場合もあるため、迷った場合は先方に確認するか、熨斗のプロであるギフト専門店に相談するのが確実です。見た目の違いだけで判断せず、それぞれの意味と場面を理解したうえで使い分けましょう。

 

贈るシーン別の使い分け(手渡し・郵送・宅配)

 

熨斗を正しく扱うには、贈り方に応じた判断が欠かせません。贈り物の渡し方は主に「手渡し」「郵送」「宅配」の三つに分けられ、それぞれに適した熨斗の種類が異なります。ここを間違えると、せっかく丁寧に選んだ贈り物も台無しになってしまうことがあります。

 

まず、手渡しの場合は「外のし」が推奨されます。相手の目の前で熨斗の内容がすぐに確認でき、贈り物の意図をはっきりと伝えられるためです。表書きや名入れが見えることで、「あの人から正式に頂いた内祝いだ」と印象づけることができます。

 

一方、郵送や宅配の場合は「内のし」が一般的です。配送時には包装紙が汚れたり破れたりする可能性があるため、熨斗を内側にして保護するのがマナーとされています。また、受け取る側にとっても、箱を開けたときに熨斗が内側にあることで、丁寧な配慮を感じ取ることができます。

 

具体的な贈る方法と熨斗の使い分けを以下にまとめます。

 

贈り方 推奨される熨斗 理由
手渡し 外のし 熨斗が一目で確認でき、丁寧な印象を与える
郵送 内のし 輸送中の汚れや破損を防げ、さりげない配慮を示せる
宅配便 内のし 商品の破損防止と見た目の整えやすさを重視
宅配+訪問 外のし 持参時に見えるようにしたい場合は外のしが望ましい

 

また、ギフトショップやオンラインストアでは、注文時に「内のし」か「外のし」を選ぶ項目があります。自分の意図にあった熨斗が選ばれているかを必ず確認しましょう。テンプレートが設定されている場合は「備考欄」に要望を書くことで柔軟に対応してもらえることもあります。

 

贈るシーンを想定したうえで熨斗を選ぶことは、贈り物全体の価値を高める大切な要素です。気配りができる人という印象は、こうした細やかな配慮から自然と生まれていきます。

まとめ

新築内祝いにおける「のし」の扱いは、形式的なものと思われがちですが、実は相手への感謝を伝える大切なマナーのひとつです。水引の種類や表書き、名前の書き方、内のしと外のしの使い分けなど、細かいポイントに配慮することで、相手により丁寧な印象を与えることができます。

 

特に「蝶結び」や「紅白5本」の水引が一般的に用いられますが、表書きには「新築内祝」と書くのが基本です。贈り主の名前は世帯単位や夫婦連名など、家族構成に合わせた適切な形式を選ぶ必要があります。また、手渡しなら外のし、郵送なら内のしが一般的という点も、見落とされがちなマナーです。

 

公的なマナー解説やギフト専門店の調査によると、のし紙の掛け方や水引の本数の誤りによって、贈り物の印象が損なわれるケースは全体の約3割にのぼるというデータもあり、正しい知識を身につけておくことが贈り主としての信頼にもつながります。

 

この記事で解説した内容を実践すれば、形式だけにとらわれない、本当に喜ばれる内祝いを届けることができるでしょう。何より、贈り物に「心」が乗るかどうかは、こうしたマナーや配慮の積み重ねにかかっています。

 

今後の贈答シーンでも役立つ知識として、ぜひこの記事を繰り返し参考にしてみてください。失礼のない内祝いを通じて、より良い人間関係が築けることを願っています。

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よくある質問

Q.新築内祝いののし紙は「内のし」と「外のし」どちらが正しいのでしょうか?
A.のし紙は贈る方法によって選び方が異なります。手渡しする場合は「外のし」が一般的で、相手に内容がすぐに伝わるメリットがあります。一方、郵送や宅配便で贈る場合は包装紙の内側にのしを掛ける「内のし」が推奨され、汚れや破損を防げるという利点があります。特に宅配便での贈り物では約7割の方が内のしを選んでいるという調査もあり、相手の手元に届く状態を考慮するのがマナーとして重要です。

 

Q.「蝶結び」と「結び切り」は何が違い、新築内祝いにはどちらを使えばいいのですか?
A.「蝶結び」は何度繰り返してもよい祝い事に使用され、「結び切り」は一度きりのお祝いに使われます。新築内祝いは「何度あっても良いお祝い」ではなく、原則一度きりの慶事とされますが、地域や習慣によっては「蝶結び」が用いられることもあります。全国のギフト専門店の調査では、新築内祝いの約68%が蝶結びを選んでおり、マナー違反ではありませんが、表書きや水引の本数とあわせて、地域の慣習や相手の年齢層に配慮することが好印象を与えるポイントです。

 

Q.のしに書く名前は、夫婦・家族連名のときどうすればいいですか?
A.名前の書き方は、贈り主が誰であるかを正確に伝えることが目的です。夫婦の場合は連名が基本で、夫の名前を右、妻の名前を左に並べます。家族全員の名前を書くケースもありますが、スペースが足りない場合は「○○家」または代表者1名のみでも問題ありません。ただし、ビジネス関係や目上の方への贈り物では、誤解を防ぐためにもフルネームを用いるのが望ましく、贈り主としての信頼性にもつながります。特に「連名の順番」は間違えると失礼に当たるとされ、トラブルの原因になるため注意が必要です。

 

Q.新築内祝いの表書きは「新築内祝」と「御礼」のどちらを使えば正解ですか?
A.表書きには「新築内祝」を使うのが一般的ですが、職場の上司や取引先など、より丁寧な印象を与えたい場合は「御礼」と記載するケースもあります。公的マナーガイドでは、「新築内祝」がフォーマルな表記として推奨されていますが、贈る相手との関係性によって書き分けることが重要です。たとえば、目上の方やフォーマルな場面では「御礼」、親しい友人や親戚には「新築内祝」という柔軟な使い分けが失礼を避けるポイントになります。表書きは相手に敬意を示す最初の接点でもあり、慎重な判断が求められます。

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